全米が泣いた奨学金返済の話

シビアな奨学金についての話

奨学金の返済が難しいと感じたら…最終手段は自己破産

time 2017/05/06

奨学金の返済が難しいと感じたら…最終手段は自己破産

大学生で奨学金を借りている人は多いです。奨学金を借りないと大学に通えないので仕方ないと思う人もいます。卒業した後にどうしても返すことができなくなって自己破産に追い込まれることもあるのです。

借金をしているという感覚にならないことがこうした事態に陥ってしまうことを助長しているのでしょう。

返済が滞るとほかの借金と同じように取り立てにあったりします。払わずに済まそうと考えてもうまくいかないです。就職をした後にも奨学金のせいで苦しんでいくことになります。

新卒の時点で借金を背負っている状態になるので、結婚したり、子供をつくったりすることに躊躇して遅れがちになったりするのです。

奨学金を返せないために自己破産を考えてしまうのは、昔と今では親世代の収入が減少したことも一因となっています。

大学を卒業しても非正規雇用になってしまう時代でもあるので払えなくなってしまうこともあります。昔のように高卒で就職できるということもないのでみんなが大学に進学してしまいます。

その結果、お金がない人も大学に行かなければまともな職業に就けないと考え、奨学金に手を出して進学してしまいがちです。

自己破産のデメリット

奨学金を返せない時の最終手段が自己破産ですが、本人が払わなくて済むようになるというメリットのほか、デメリットもたくさんあるので注意が必要です。

本人は支払わなくて済むようになるのですが、親や兄弟が保証人になっている場合、そちらの方に返済する義務が生じてしまいます。

親などに迷惑をかけたくない場合はためらうかもしれません。もし連帯保証人である親が返済できるほどのお金がなかった場合、親の方も債務整理しなければならなくなります。

何年もかけて少しずつ返していくこともできるでしょうが、高額であった時は差し押さえに合うこともあります。それでも返せなかった場合、保証人も自己破産になりかねません。

支払いをすべて逃れることができたとしても信用情報に傷がついてしまいます。キャッシングやローンを契約できなくなってしまうブラックリスト入りになってしまうのです。

7年間キャッシングやローンが使えなくなり、公職などの特殊な職業に就けなくなります。自動車や住宅を買う際にもローンが組めなくなってしまいます。就職に不利になることはないということだけが唯一の救いです。

自己破産の手順

自己破産の手順としては申し立てを行った後、裁判官からいろいろ審問されて答えた後に、今の状況や今後の収入を考えると返済は不可能だとされた場合に手続きが開始されます。

十分支出を切り詰めれば返せると判断されると却下されてしまいます。できるだけデメリットを受けたくないなら、ほかの方法も検討してみるとよいでしょう。