全米が泣いた奨学金返済の話

シビアな奨学金についての話

非正規雇用に重くのしかかる奨学金返済の実態

time 2017/05/09

非正規雇用に重くのしかかる奨学金返済の実態

アルバイトやパート、派遣社員などの非正規雇用の人にとって、奨学金の返済は大きな負担になります。正規雇用だからといって確実に安定した収入が入ってくるとは言えませんが、いつ仕事がなくなってもおかしくない非正規雇用の方が、奨学金の返済の重みは大きいです。

大学を卒業すると返済が始まるので、その間にお金を貯めておきたいということで、風俗などの高額なバイトに手を出してしまう人もいます。倫理的に正しくないとはわかっていても、そうせざるを得ない事情があるからやるしかないのです。

現代社会は軌道修正が厳しい

派遣社員であれば職種や働き方によっては正規雇用よりも収入が多いこともありますが、アルバイトやパート生活では返済しながら生活を送るのはかなり厳しいものがあります。

正規雇用になればいいのですが、現代は就職が困難な時代で一度社会のレールを踏み外してしまうと軌道修正が難しくなります。新卒から即採用されないと怠け者の烙印を押されるなど、就職希望者には優しくない時代です。

奨学金というなの借金

また、病気などの事情で正規雇用から外れてしまう場合もあります。一度は正規雇用になったけれども、うつ病などの病気になって長期間休職してしまい、会社からもう来なくていいと言われて失業してしまった場合、生活費を稼ぐためにはパートやアルバイトなどをこなしてなんとかお金を稼ぐ必要があります。

社会人になれば親かの仕送りにばかり頼るわけにはいきませんし、そもそも頼れない場合もあります。一度正規雇用から外れてしまうと、再び就職活動を始めても書類審査や面接で落とされてしまう確率が高くなります。

働きたいけれども非正規雇用でしか雇ってもらえない、しかも奨学金の返済まで延滞してしまうと生活自体が困難になっていきます。奨学金は普通の借金と同じように、延滞すると取り立てが来たり、ブラックリストに入れられてしまう場合もあります。

借金は完済しない限り続く

ブラックリストに登録されてしまうと、キャッシングの審査が通らなくなったり、クレジットカードの発行も断られてしまうケースが多いです。

借金から解放される方法として自己破産するということもできますが、これはあくまでも本人に支払い義務がなくなっただけで、連帯保証人には支払い義務が残ります。親しい人に連帯保証人を頼んでいた場合は恨まれて仲が悪くなる可能性がありますし、返せなくなれば一緒に自己破産せざるを得なくなります。奨学金の返済は普通の借金と同じように、返済し終わらない限りは本人に重くのしかかり続けます。