全米が泣いた奨学金返済の話

シビアな奨学金についての話

奨学金返済はいつから始まる?計画的に返済をするために

time 2017/05/01

奨学金返済はいつから始まる?計画的に返済をするために

現在奨学金破産の若者が増えており、自己破産の件数も1万件以上に達していると報道されました。

ちなみに日本学生支援機構によると、滞納すると年5%の延滞金がかかります。

3ヶ月以上滞納すると、個人信用情報機関へ登録され、いわゆるブラックリスト入りしてしまいます。

こうなればローンを組めないばかりか、スマホの分割購入すらできなくなる可能性が高いのです。

放置は家族に迷惑がかかる

その後も放置しておくと、債権回収会社が督促を開始します。

職場に電話があったり、自宅へ訪問される場合もあります。

9ヶ月経てば裁判所から、一括で返すように督促通知が届くようになります。

ちなみに裁判所から督促されたケース年間8000件を越えます。

こうして支払いができない状況に追い込まれると自己破産することになりますが、たいていの場合親御さんが連帯保証人になっているので、今後は家族にその追求が及ぶのです。
こうした悲劇を防ぐためにも、奨学金を計画的に返す必要があります。

奨学金の返済はいつから始まるのか?

日本学生支援機構の奨学金の返済はいつから開始されるのかというと、大学や専門学校の卒業後の7ヶ月目からです。

第一種奨学金(無利子)の返済額の目安は、自宅から通い国公立なら12857円(14年)、私立なら14400円(15年)です。

一人暮らしの場合は、さらに返済期間が1~3年延びます。

第二種の返済額の目安は、貸与月額が5万円なら14428円(15年)、10万円なら22172円(20年)となります。

私立大学の学費は年間100万円前後するので、全額借りた場合毎月2万円前後を20年間返し続ける必要があるのです。

借りる前に奨学金を理解しておく!

奨学金の返済方法は、毎月決められた金額が引き落としされる月賦返還と、毎月の引き落としと半年に1回まとまった金額が引き落とされる併用返還から選択できます。

なお月賦返還の引き落とし日は毎月27日、併用返還の引き落とし日は毎月27日と1月27日・7月27日です。

このようなボーナス併用払いも可能ですから、なるべく負担の少ない方法で返せばいいのです。

このように奨学金は毎月約2万円を15~20年に渡り返し続ける必要があり、大学生活の過ごし方が非常に大事になります。

つまり就職活動に失敗できないということです。

正社員になることが奨学金返済の近道で、不安定なフリーターなどの非正規労働者の場合遅滞する可能性が高まります。

また奨学金は未成年者名義でできる唯一の借金ということも、借りる時に理解しておく必要があります。

ですからあまり借り過ぎず、万が一遅滞があった場合連帯保証人である親御さんにもその責任が及ぶことも十分に理解しておく必要があります。