全米が泣いた奨学金返済の話

シビアな奨学金についての話

奨学金の返済は繰り上げ返済を利用する

time 2017/04/27

奨学金の返済は繰り上げ返済を利用する

現代では「奨学金破産」というショッキングな言葉が社会問題化してきていますが、大学時代に奨学金を借りていていた多くの社会人が返済に悩みを抱えるようになっており、お金を返せない状況に陥っているケースが年々増加してきています。

もし返せなくなってしまった場合は最悪「自己破産」手続きをしなければならなくなるほど厳しく、日本学生支援機構の返済対策は昔とは違い、かなり徹底されています。

滞納続ける事の怖さ

最初は督促が届きますが、それでも滞納を続けると直接訪問もあり、滞納から9カ月後には法的措置を執り、強制執行となります。給与や財産を全て差し押さえられてしまいます。

それだけでなく、本人だけでなく連帯保証人になってくれた身内にも影響があります。家族まで巻き込みかねず、最悪のケースは本人も家族も自己破産という道を辿る場合があるので、奨学金だからと決して甘くみてはいけません。奨学金は、教育ローンなのだと思ってしっかり計画を立てた方がいいでしょう。

早めの返済が一番

こうした最悪の状況を避けるためにも、大学卒業後に幸運にも仕事に恵まれているのであれば、単に日本学生支援機構で設定されている月々の返済や、ボーナスでの返済だけでなく、余裕のある内に繰り上げ返済を利用して早めに完済してしまいましょう。

入社から結婚、出産、育児、老後と長期で考えてみると、結婚して子供ができてからは特に予想以上にお金がかかってしまいます。そうすると、月々の返済にも余裕がなくなり、滞納しがちになることも考えられます。

夫婦どちらかでも奨学金を返しているという事実は、生活の悩みの一つになっており、子供が二人欲しいけれども躊躇してしまったり、結婚さえ諦めてしまう人もいます。

早く返せれば損をしない!?

そうならないためにも、繰り上げ制度を利用し、できれば結婚前には完済すると、その後の人生が好転するはずです。しかも、奨学金は2種類ありますが、利子付の第二種奨学金は繰り上げした回数分の利子が付きません。早く返せば損をしないわけです。

では一体どれだけ得するのか、それは計算すると思ったより大きな額であることがわかりますから、是非第二種奨学金だけでも繰り上げ制度を利用しておきましょう。日本学生支援機構のホームページから申請書をダウンロードして記入して郵送するだけで、簡単に手続きができます。

繰り上げ制度を利用してもしなくても本人の自由ですが、大金を長期にわたって返していくわけですから後で困らないようにはしておきましょうね。