全米が泣いた奨学金返済の話

シビアな奨学金についての話

ブラック企業で低賃金で働いて奨学金返済もできなくなりうつ病に…

time 2017/06/08

ブラック企業で低賃金で働いて奨学金返済もできなくなりうつ病に…

ブラック企業で働かされていると、だんだん思考が麻痺していきます。普通の感覚であれば仕事に見合った賃金が支払われていないということに気づきます。そこから逃れるために転職するということも考えられます。

ブラック企業にハマってしまうと

しかし、ブラック企業の思考にどっぷりハマってしまうと「自分の努力が足りていないだけ」「周りも同じように働いている」「転職はうまくいかないかもしれない」ということで、そこから逃れることができなくなります。そしてズルズルと働いているうちに、働けど働けど生活が楽にならないという状況に陥っていきます。

奨学金の返済も残っていると、そこにさらなる負担が増えます。返済が滞ると焦りが出てきて「もっと頑張らなくては」と思いますが、仕事はもう十分すぎるほどやっています。本来であればもっとお給料をもらえるはずなのに、企業に騙されている状態なのに気づいていないため、自分ばかりを責めてしまいます。

ブラック企業は転職すれば良いと簡単に言うけれども

そして奨学金が返済できないダメな自分というレッテルを自分で貼ってしまい、うつ病になってしまうこともあります。ブラック企業で働いているだけでも十分うつ病になる材料が揃っているのに、それに加えてさらに奨学金の返済が重くのしかかって、気持ちが崩れ落ちていきます。

ブラック企業に入ってしまったら転職すればいいと簡単にアドバイスする人がいますが、入社してすぐに転職したら外聞も悪くなりますし、すでに入っている人たちから一歩遅れてしまうので全てにおいて不利になります。だから一歩を踏み出せない状態のままズルズルと過ごしてしまいます。

そのうちに体も心もボロボロになり、うつ病になって働けなくなるとさらに奨学金の返済延滞という事実が重くのしかかってきます。しかし、ここで決して自殺という道を選んではいけません。

奨学金の返済中にうつ病になってしまったら、返還期限猶予制度というのが利用できる可能性があります。必ず利用できるとは限りませんが、医師の診断書と返還期限猶予願を提出することで機構が認めてくれる場合もあります。

使える制度は使って負担を軽くする

うつ病になると全てがネガティブ思考になって、何をしてもダメ、このまま死んでしまった方が楽、などという方向に考えが行ってしまいますが、使える制度を知っておけばそこで踏みとどまれる可能性があります。

根本的にはブラック企業から脱却しないと問題解決はしませんが、とりあえず奨学金についての心配は返還期限猶予制度を利用して軽くしてみましょう。