全米が泣いた奨学金返済の話

シビアな奨学金についての話

大学進学率の上昇の一方で奨学金破産が社会問題化

time 2017/05/05

大学進学率の上昇の一方で奨学金破産が社会問題化

大学進学をする人が増えています。

その中で、奨学金を利用して学費を払っている人も多くいます。

学生の2人に1人が奨学金を借りているといわれています。

そのようにして大学に入ったとしても、その後思うように返済をすることができずに、奨学金破産をする人が増えていることが社会問題になっています。

奨学金破産

奨学金は高校や大学に進学を希望する人が、金銭的に難しい場合に借りるお金のことです。

もちろん、その後、返していかなくてはいけません。

その返済が滞り、自己破産することを奨学金破産といいます。

社会の風潮や流れの中で、大学に進学する人が多くなっています。

バブル経済の崩壊以降、思うように経済が良くならない時代が続いているために、子供を大学に進学させる経済的な余裕がない場合や、学費そのものが高くなっていることなど、奨学金を借りて大学進学をする人が多いのです。

卒業時点で借金

奨学金を借りて大学を卒業する場合、卒業する時点で数百万の借金を抱えていることになります。

金利が安いとはいえ、その借金を10年20年かけて、月々何万円も払い続けることになります。

また現代社会は、きちんとした就職ができず就職浪人をしたり、フリーターやアルバイト、非正規労働に就く人も多く、収入が少なくて生活そのものが困窮することがあります。

そうなると、奨学金の返済どころではなくなってしまいます。

精神的に病んでしまう場合も

また理系の場合など大学院までいくことが多く、学費が必要な割には、就職する時に良い就職先が見つからないことがあります。

その時に借りた奨学金の借金を抱えることになります。

もう1つの社会問題として、うつや引きこもりなどになってしまう人が増えていることがあります。

就学金を借りて大学進学まではしても、精神的に病んでしまい社会生活を送ることができずに、借金を返すことができなくなります。

奨学金という社会問題

親が高齢になり、親子で自己破産するというケースもあります。

また保証人になっている親戚に債務がいくこともあります。

女性の場合は就学金を返すために、風俗などで働くことがあるといいます。

安定した収入を得る仕事に就けないために、生活費や借金を返済するために、そのような仕事をやらざるを得ないのです。

大学を卒業できないケースなどもあり、その時は奨学金が無駄になり借金の返済が残ります。

奨学金破産は大きな社会問題になっていますが、大学進学を希望する人にとっては必要な制度であり、解決の糸口が見つからないのが現状です。