全米が泣いた奨学金返済の話

シビアな奨学金についての話

自己破産…奨学金も対象になる

time 2017/05/04

自己破産…奨学金も対象になる

お金がなくても奨学金さえもらえば、学費の負担を抑えて学校に行けるというイメージがありますが、奨学金は借りたら返さなければいけない借金です。

奨学金が返せなくなる奨学金破産に陥る人は、今や珍しくありません。

奨学金の返済が残っているせいで、住宅ローンの融資額を減らされてしまったり、クレジットカードの審査に通らなくなるなどという生活の中でも弊害も出てきます。

本当は怖い奨学金

奨学金が返せなくなると、延滞金が2.5〜10%発生してしまいます。さらに連帯保証人になってもらった人へ請求がいきます。さらに3ヶ月間滞納すると個人信用情報機関に登録されます。いわゆるブラックリストに登録されることになります。すると経済的信用が低いと判断されて、住宅ローンも自動車ローンも、各種のローンが使えなくなります。クレジットカードをすでに持っている場合は、利用停止されてしまいますし、新規の発行も不可能になります。

9ヶ月間滞納すると一括返済を求められ、それにも応じないと給料や財産を差し押さえられる強制執行をされてしまいます。

任意整理とは

怪我や病気などで一時的に返済が困難になった場合は、返還期間猶予制度を利用するという方法もあります。毎月の返済額を減らして返済期限を延長する救済措置である減額返金制度などの利用も考えられます。

しかし、そういった制度を利用しても返せないし、そもそも救済措置を使えない場合は最終手段として任意整理するという方法があります。

任意整理は賃金業者と返済額や返済方法を話し合って、交渉して合意した上で借金を返済していく方法です。交渉する賃金業者は選ぶことができます。奨学金以外に借金があるならば、奨学金以外の借金を任意整理することで総負担額を減らせる可能性があります。奨学金以外にもたくさん借金をしてしまい、返済が困難になっている状態ならば、任意整理は使える技です。

個人再生と自己破産

個人再生はその次の手段で、借金額が多すぎて返済の目処が立たない場合に適しています。考え方は同じですが、裁判所が介入することと、借金の額を減らしやすいのが特徴です。ただし、手続きが複雑というデメリットもあります。

最後に自己破産の方法もあります。ただし、奨学金破産しても免責を受けられない場合は借金は0円にはなりません。免責とは、裁判所が借金の返済が不可能であると認めることで、任意整理も個人再生も無理という状況で初めて認められるものです。自己破産は、本当に最後の手段として利用しましょう。