全米が泣いた奨学金返済の話

シビアな奨学金についての話

奨学金で自己破産に!思いもよらぬ人生の落とし穴

time 2017/05/10

奨学金で自己破産に!思いもよらぬ人生の落とし穴

奨学金はもらえるお金と考えている人が多いですが、借金と同じものなので、返済する必要があります。普通の借金と違うのは、学生が借りられるところだけで、借りた金額は全額返済しなければいけません。

利息がつく奨学金の場合は利息分も支払わなければいけないので、返済期間が長引くほど返済総額が多くなってしまいます。奨学金の返済が終わっていないと住宅ローンの融資額が減ったり、クレジットカードやキャッシュカードの審査に落ちやすくなるなど、生活を邪魔してしまうこともあります。

奨学金破産という社会問題

返済の目処が立っていればいいのですが、収入が思ったように入ってこなかったり、病気や怪我で働けなくなると返済が滞ってしまい、借金に苦しめられてしまいます。病気や怪我が理由で返済が滞っている場合は返済期間猶予制度を使って返済期間を延ばす方法もありますが、それをやっても返しきれなくなるケースはあります。

中には、奨学金を借りたはいいものの、返せなくなって止むを得ず自己破産をしたという人もいます。厳しい取立てを受けたり、自己破産するのは珍しいことではなく深刻な問題になっています。

自己破産は自分だけの問題ではない

借りたものを返すのは当然のことなのですが、現在は就職した先がブラック企業だったり、ブラック企業ではなくても安定した収入がもらえない、そもそも安定した仕事に就けない、というケースもあります。

自己破産すると借金がチャラになるのでそこから再スタートできるというイメージがありますが、奨学金の場合は連帯保証人がいると、その人に残額の請求が行ってしまいます。奨学金を借りていた本人の支払い義務はなくなりますが、保証人が代わりに残額を支払うことになります。連帯保証人が支払えなくなった場合は、一緒に自己破産しなければならなくなり、巻き込んでしまいます。

一度でも自己破産をしてしまうと、5〜10年は信用情報機関のブラックリストに登録されたままなので、キャッシングができなくなったり、他の人の保証人になれなくなります。

連帯保証人の生活も崩してしまう

そこまでいかなくても、支払いを延滞すると本人だけではなく連帯保証人にも連絡がいきます。放っておくと執拗な取り立てが来たり、差し押さえされたり、延滞記録のブラックリストが記録されてしまいます。

奨学金によって生活が狂ってしまうのは、本人だけではありません。連帯保証人担ってくれた人の生活まで一緒にめちゃくちゃにしてしまいます。奨学金は借金であるということは理解しておく必要があります。